タロットカード カップ7(杯7) の意味
タロットカードの意味 カップ7(杯7)
夢見がちなこと。
妄想ばかりで、現実的な対応ができないこと。
あれこれ迷ってしまう優柔不断。
逆位置のときは?
夢見ごこちから覚めること。
目標に向かって、現実的な対応ができること。
多くの選択肢から良いものを選び取ること。
カップ7 (杯7) のウェイト版タロットの絵柄
下にあるカップは左から、お城、宝石、月桂樹の冠、モンスターが見えます。
上にあるカップは左から、女性、布を被った光るもの、ヘビが見えます。
カードの手前には黒い人物の後ろ姿が描かれています。
カップの中に見えるものは、彼の夢なのです。
お城や宝石は分かりやすいですね。住んでみたいとか、お金が欲しい気持ちです。
月桂樹の冠は勝利者にさずけられるご褒美です。
モンスターはドラゴンです。冒険心ですね。
女性は恋愛へのあこがれです。夢を見ている側は男性です。
ヘビは分かりづらいかもしれません。神話では、楽園にいたアダムとイブをそそのかしたのがヘビということから、誘惑といった意味です。
中央のカップの、布を被った光るものが、一番大切なものです。
正位置では、たくさんのものの中にまぎれて、大切なものを選ぶことができません。
逆位置では、大切なものを惑わされずに選ぶことができるという意味です。
大切なものって何でしょうか?
人それぞれ違いますから、布の下が何なのか、それぞれ違うのかもしれません。
何が入っているのか、考えてみるのも楽しいですね。
相手の気持ちを占う場合
あこがれで胸がいっぱい。
相手のことを、こちら側が誤解する。こちら側が正しく判断できない状態です。
何の偶然か「愛している」というセリフを言われたことがあって、無意識に「私もです」と答えてしまいました。その時は気分が高揚して「これ映画で見たことあるやつ」とか考えたりしました。でも何だか実感はなくて、今の自分に起こっていることが、流れていく決まりみたいなんですよ。自然と自分の気持ちが口から出たのではなく、映画のシーンが進んでいくみたいに。
それで、また別の日に、同じようなことを言われて、ああ、これって「愛している」って言い合う決まりなのかなって悟りました。でも決まりだって気づくまでは、夢見るように幸せだったんです。あこがれで自分を見失うって、こういう状態なのかなとか思いました。
………とか、みたいなやつでしょうかね?
逆位置だと良いカード。
「浮かれた状態」ではなく、しっかりとした判断ができる状態。目が覚めた状態。現実に幸せになっていける状態です。
夢見ているときは幸せだけど、夢から覚めたときがつらいですからね。
仕事やビジネスについて占う場合
儲かると思っているのは自分だけかも!?
特にパチンコや競馬などのギャンブルだと顕著です。
次は勝つ。絶対当たる。本気でそう信じているし、信じたいんです。
でも、やめておこう!
手を広げ過ぎている。
やりたいことがたくさんある。あれもしたい、これもしたい。だけど時間は限られているし、体力にも限度があります。
優先順位をつけて、大切なもののために他のものを減らすことも必要もしれません。