タロットカード ソード7 (剣7) の意味
タロットカードの意味 ソード7 (剣7)
盗むこと。
逃げること。
悪いことやズルいことをやっちゃうこと。
逆位置のときは?
盗まれること。
逃げられること。
正しいことや誠意のある行動をできること。
ソード7 (剣7) のウェイト版タロットの絵柄
男性が剣をかかえて走っています。
背景にはテントが描かれています。
おそらくこの男性は、テントにあった剣を盗み出したのでしょう。
盗みは良くない行為ですが、誰にだって出来心はあります。
盗みほどはっきり悪いことではなく、もっと小さな、迷惑の少ない、バレないことならば、ついやってしまうかもしれません。
そういう、小さな罪のカードです。
このカードが出たら、考えている手段がたとえ効果的であったとしても、倫理的には問題があるかもしれません。
良心に逆らうような行為をしてしまったか、もしくはこれからしそうな状態を警告しています。
相手の気持ちを占う場合
安易に信じてはいけない。
悪さやズルさを表すカードです。慎重に、よく相手を見極めよう。
逆位置は2通りの読み方ができる。
1つは悪くない、まっとうな、正直な気持ちがあるという読み方です。もう1つは悪いことをしたために裁かれる、非難される、つぐなうといった読み方です。これは占った内容によって判断してください。近くに出たカードと合わせて読むと当たることが多いです。
仕事やビジネスについて占う場合
ズルをしちゃいそう。
うまくいくのですが、何か犠牲があるかもしれません。このカードの本来の意味は「ズルいことはやめようね」という警告です。
裏切られるかも!?
ビジネスの仲間やお客さんなど、関わりのある人に裏切られるかもしれません。嬉しいことではありませんが、ときには許してあげることも大切です。
タロットカード カップ7(杯7) の意味
タロットカードの意味 カップ7(杯7)
夢見がちなこと。
妄想ばかりで、現実的な対応ができないこと。
あれこれ迷ってしまう優柔不断。
逆位置のときは?
夢見ごこちから覚めること。
目標に向かって、現実的な対応ができること。
多くの選択肢から良いものを選び取ること。
カップ7 (杯7) のウェイト版タロットの絵柄
下にあるカップは左から、お城、宝石、月桂樹の冠、モンスターが見えます。
上にあるカップは左から、女性、布を被った光るもの、ヘビが見えます。
カードの手前には黒い人物の後ろ姿が描かれています。
カップの中に見えるものは、彼の夢なのです。
お城や宝石は分かりやすいですね。住んでみたいとか、お金が欲しい気持ちです。
月桂樹の冠は勝利者にさずけられるご褒美です。
モンスターはドラゴンです。冒険心ですね。
女性は恋愛へのあこがれです。夢を見ている側は男性です。
ヘビは分かりづらいかもしれません。神話では、楽園にいたアダムとイブをそそのかしたのがヘビということから、誘惑といった意味です。
中央のカップの、布を被った光るものが、一番大切なものです。
正位置では、たくさんのものの中にまぎれて、大切なものを選ぶことができません。
逆位置では、大切なものを惑わされずに選ぶことができるという意味です。
大切なものって何でしょうか?
人それぞれ違いますから、布の下が何なのか、それぞれ違うのかもしれません。
何が入っているのか、考えてみるのも楽しいですね。
相手の気持ちを占う場合
あこがれで胸がいっぱい。
相手のことを、こちら側が誤解する。こちら側が正しく判断できない状態です。
何の偶然か「愛している」というセリフを言われたことがあって、無意識に「私もです」と答えてしまいました。その時は気分が高揚して「これ映画で見たことあるやつ」とか考えたりしました。でも何だか実感はなくて、今の自分に起こっていることが、流れていく決まりみたいなんですよ。自然と自分の気持ちが口から出たのではなく、映画のシーンが進んでいくみたいに。
それで、また別の日に、同じようなことを言われて、ああ、これって「愛している」って言い合う決まりなのかなって悟りました。でも決まりだって気づくまでは、夢見るように幸せだったんです。あこがれで自分を見失うって、こういう状態なのかなとか思いました。
………とか、みたいなやつでしょうかね?
逆位置だと良いカード。
「浮かれた状態」ではなく、しっかりとした判断ができる状態。目が覚めた状態。現実に幸せになっていける状態です。
夢見ているときは幸せだけど、夢から覚めたときがつらいですからね。
仕事やビジネスについて占う場合
儲かると思っているのは自分だけかも!?
特にパチンコや競馬などのギャンブルだと顕著です。
次は勝つ。絶対当たる。本気でそう信じているし、信じたいんです。
でも、やめておこう!
手を広げ過ぎている。
やりたいことがたくさんある。あれもしたい、これもしたい。だけど時間は限られているし、体力にも限度があります。
優先順位をつけて、大切なもののために他のものを減らすことも必要もしれません。
タロットカード ワンド7(棒7 杖7) の意味
タロットカードの意味 ワンド7(棒7 杖7)
有利なこと。
対決すること。
自分の社会的な立場や、精神的な決心や目標、しようと決めたことなどを守ること。
逆位置のときは?
不利なこと。
対決を避けること。
自分の社会的な立場や、精神的な決心や目標、しようと決めたことを守れないこと。
ワンド7 (棒7 杖7) のウェイト版タロットの絵柄
ワンドを持った男性が高い場所で防衛しています。
下からは6本のワンドが男性を責めたてています。
男性はたったひとりで、大勢からの攻撃を防ぐことができます。
それは高い丘にいるからです。
有利な場所にいるために、実力以上の力を発揮できるのです。
7のカードは、どのスートでも転機が訪れています。
これまでのワンドのカードは情熱的で、目標へ向かって進んだり、何かを獲得したりするものでした。
ところがここにきて、今持っているものを守る側に回っています。
守ることは成功します。
ですが1~6のような、前に進もうという姿勢とは異なったものになっています。
相手の気持ちを占う場合
倦怠期かも!?
この先どうなりたくて、どんな準備が必要で、毎日何をがんばればいいのかな? 繰り返す毎日って、慣れていくものですよね。前にも同じことあったなって思い出せることは素敵なことだけれど、それが悪く作用する場合もある。飽きたと感じてしまう場合もある。ワンドの7は危機が訪れて、それを防ぐ意味のカードです。最終的にはうまくいくカードだから心配はいらないので、もう一度大切なことを確認してみてください!
対決があるかもしれません。
もし恋のライバルがいるなら、あなたのほうが有利だという意味のカードです。直接相手と対決するのかもしれませんし、やんわりと会うこともなく対決するのかもしれません。争いごとに気を付けてください。
仕事やビジネスについて占う場合
今の仕事を続けよう。
これまでの仕事で学んだことや、ためになったことが多かったのではないでしょうか。経験を活かせることが暗示されています。目標を持っているのなら、最後までやり通すことができそうです。あまり力み過ぎずに、腰をすえて、取り組んでみてください。
逆位置ならくじけそう。
目標を立てたけれど、初めのころの気持ちが長続きせずに、ついつい計画したことを忘れてしまいがち。でもそれは、みんなそういうときがあるので、気を付けてくださいというタロットの教えです。まずは楽しい気分と、元気を取り戻して、目標にチャレンジしてみてください。