タロットカード ワンド5（棒5 杖5） の意味
タロットカードの意味 ワンド5（棒5 杖5）
争うこと。
対立すること。
競争すること。
逆位置のときは？
争いによって損失や疲弊がある。
無駄な対立や競争が起こる。
争いがおさまる。争いを避けられる。
ワンド5 （棒5 杖5） のウェイト版タロットの絵柄
ワンドを持った5人が、荒々しく争っています。
5人の中にリーダーらしき人物は見当たりません。みな同じように見受けられます。
このカードは争いだけが描かれており、他の要素はありません。
5のカードは、どのスートでも「変化」が描かれています。
安定した4のカードの状況が、大きく変化してしまうのです。
エースから4までは順調だったワンドですが、ここに来てとうとう争いが起こってしまいました。
それも大きなトラブルです。
ワンド5は純粋に争いを意味します。
占うときにワンド5のそばに出たカードに注目してみてください。
以前からあった火種が爆発したのか、リーダーがいないために部下同士が争うのか、あるいは元々チームにまとまりをもたらす何かが欠けていたのかもしれません。
トラブルは起こってしまうものです。このカードを引いたなら、トラブルの対処を考える必要がありそうです。
相手の気持ちを占う場合
ケンカになりそう！？
ささいなすれ違いからケンカに発展しちゃうかもしれません。気を付けてください。
ライバル登場！？
恋のライバル登場で修羅場に巻き込まれてしまうかも！？ ここが踏ん張りどころです。
仕事やビジネスについて占う場合
チームワークが乱れる。
協力できれば仕事はうまくいくのに、協力することが難しい状況になりそうです。
逆位置は2つ読み方があります。
逆位置なら、争わずにすむか、もしくは争って消耗してしまう暗示です。正位置の場合は争いを乗り越えると良い結果になりますが、逆位置なら争っても無意味なので、争いを避けるほうが賢明です。
タロットカード ペンタクル4 （金貨4 コイン4） の意味
タロットカードの意味 ペンタクル4 （金貨4 コイン4）
財産や権利を守ること。
生活と、生活に必要なお金を安定させること。
独占して、他人にあげない、渡さないこと。
逆位置のときは？
財産や権利を守れないこと。
欲張りになってしまうこと。
独り占めして、周囲のひんしゅくをかってしまうこと。
ペンタクル4 （金貨4 コイン4） のウェイト版タロットの絵柄
男性がペンタクルをしっかりと抱いています。
背景には街が描かれています。
街の暮らしとお金は切っても切れないものです。
男性は自分の得たお金や利権をしっかりと守っています。
どのスートでも4のカードは「安定」を表しています。
ペンタクル4の安定は、自分の財産を安定させることです。
どんなに成功しても、独り占めして、他人に渡さないのがペンタクル4です。
ところがこの先のペンタクル6では、うってかわって、みんなとお金を分け合うのです。
ペンタクルのタロット物語はどのように進んでいくのでしょう？
相手の気持ちを占う場合
束縛するタイプ。
自分ひとりのものにしておきたいという気持ちが強い。それが嬉しかったり、わずらわしかったりします。
意見や気持ちの交換が苦手。
心を守るってことは、心を閉ざすってことです。本当の気持ちを見せない。まず最初は「私は安全ですよ」ということを分かってもらうところから始めるのが良いかもしれません。
仕事やビジネスについて占う場合
仕事運は吉！
大きな失敗はないようです。大船に乗ったつもりでいこう！
逆位置ならお金に苦労する暗示。
余計な出費が多くなり、全体にひびいてくるかも。気を付けてください！
タロットカード ソード4 （剣4） の意味
タロットカードの意味 ソード4 （剣4）
休憩すること。
傷を癒すこと。
リフレッシュすること。
逆位置のときは？
休憩を終えて動き始めること。
十分に休めたので、行動を開始する時期だということ。
または休憩が効果的でないこと。
ソード4 （剣4） のウェイト版タロットの絵柄
剣士が目を閉じて、静かに横たわっています。
カードの左上にはステンドグラスがあります。きっと教会の中なのでしょう。
争いの気配はなく、静かで、神聖です。
タロットは物語になっています。
ソード3はとても悲劇的なカードでした。
その続きであるソード4は、傷を癒しているところです。
どのスートでも4のカードは「安定」を表しています。
ソード4の安定は、心や体の動きを停止させ、休ませることです。
相手の気持ちを占う場合
そっとしておいてほしい。
今は余裕がない状態です。充電期間のようです。
逆位置ならそろそろ傷が癒えてくるころ。
何か動きがあるはずです。逆位置は活動の開始を告げています。
仕事やビジネスについて占う場合
目的のために休憩が必要。
寝ている剣士のそばに、剣が1本置かれています。すぐ手に取って戦いに行くためです。戦うために、今は休憩が必要なのです。
仕事から離れる、または休むのも吉。
休みたくても休めない。無理をした状態が続いているのなら、休憩が必要です。心身のリフレッシュが示されています。
タロットカード カップ4 （杯4） の意味
タロットカードの意味 カップ4（杯4）
いやになってしまうこと。
不満を感じること。
行動せず、あれこれ考えること。
逆位置のときは？
やる気が出てくること。
不満はあるけれど、妥協案を探ること。
行動に出ること。
カップ4 （杯4） のウェイト版タロットの絵柄
男性が座って腕を組み、カップを眺めています。
空中から手が現れて、カップをひとつ差し出しています。
男性は元気がなさそうにしています。
そしてどのカップに対しても興味がなさそうです。
カップのエースから、2、3、と進んできましたが、このカードでは立ち止まって自分を見つめなおしているところです。
カップ3までは順調だった人間関係ですが、人間関係というものは必ずと言っていいほど、うまくいかないことが出てきます。
幻滅して、がっかりして、やる気を失ってしまいました。
かといって、問題を解決するために行動する気力も湧いてこない状態です。
うんざりして、どうすればいいのか、ぼんやりと考えています。
相手の気持ちを占う場合
現状に飽きている。
目新しいものがなく、同じことの繰り返しに感じられて、飽きている状態です。今までにない、新しい何かを取り入れてみてください。
不満がある。
いやなことがあるけれど、でもそれを言えない。そんな状態です。
仕事やビジネスについて占う場合
今はなかなか行動できない。
行動する元気がなくなってしまっているのかも。ゆっくり休んで、考える時期。
逆位置なら動く時期が迫っています。
逆位置を引いたら、じっくり考える時間があまり残っていないことを示しています。温めていた考えを、そろそろ行動に移してみてください！
タロットカード ワンド4（棒4 杖4） の意味
タロットカードの意味 ワンド4（棒4 杖4）
達成。
充実した暮らし。
安らぎ。
逆位置のときは？
逆位置も正位置と同じ意味です。
ワンド4 （棒4 杖4） のウェイト版タロットの絵柄
飾られた4本のワンドが立っています。奥にはお城が描かれています。
お城のお庭をガーデニングしたようです。
人物がふたり、こちらを向いて、花を持ち手を振っています。
ワンドのエースから、2、3、と計画して進めていたことが、このカードで完全に実現しました。
幸せそうな絵のとおり、このカードは計画を達成し、安らいでいるところです。
努力が報われること。安定した暮らし。安らぎあるくらし。環境に恵まれている状態を意味します。
物が豊かであることはもちろん、心も満たされている状態を意味します。
穏やかな気持ちで人と接することができ、人間関係は広がることを教えてくれます。
このカードを引いたときには、穏やかな幸せが示されています。
相手の気持ちを占う場合
穏やかな愛情。
このカードが示すのは、激しく燃えるような愛情ではなく、穏やかな心安らぐ愛情です。そういう愛情をすでに持っている。またはこれから望んでいると教えてくれています。
逆位置でも好意を持たれている。
このカードを引いたら、もう絶対に良い意味です！ うれしいですね！
仕事やビジネスについて占う場合
努力が報われる。
今までやってきたことの成果が出ます。
悩んでいるときは、まず落ち着いた気持ちになってみると、答えが得られる。
もしもつらい悩みに直面している場合は、まずは、安らいだ穏やかな暮らしを大切にしてみてください。気持ちが整うと、問題解決につながっていくことが示されています。
